現職へのモヤモヤを感じながらも、どうしたら良いかわからずに転職活動をスタート

花本：そもそもなぜGLORENに相談しようと思ったのですか？

Oさん：仕事でなんとなくモヤモヤしていて、今後何をやりたいのかを含めて将来について悩んでいる際に、知人と会って話したんです。

そうしたら、「キャリアの相談に親身に乗ってくれる人がいるので、良かったら紹介しますよ」と言われまして、是非お会いしたいと思ってお願いしたことがきっかけでした。

大学を卒業してから6年間、旅行代理店のカウンター営業として働いてきたのですが、できることが増えてきて、毎日に刺激を感じづらくなっていました。

このままずっと同じことを繰り返していくのかと考えた時に、今後成長できるのか、年齢を重ねることへの不安を感じていたところだったんです。

求人を紹介してもらえるかと思っていたらまさかの展開に

花本：まず、自己分析に結構な時間を使いましたよね？

Oさん：そうですね。幼少期も含めて、過去を徹底的に振り返って、自分の価値観や向かっていきたい方向性を整理していただきました。

やりたいことの方向性やありたい姿が見えてきましたね。

花本：正直、やってみてどう思いましたか？

Oさん：求人を紹介してもらえると思っていたので、「そこまでやるの？」ってびっくりしました（笑）まったく想像していないことだったので。

新卒の就活のときも、正直ここまで深堀りして考えることはあまりなかったんです。

今回取り組んでみた結果、今まで気づけなかった自分の強みや価値観に気付くことができて、すごく新鮮な時間でした。

花本：どんなことに気づけましたか？

Oさん：花本さんと自己分析をするまでは、自分ってどこか引っ込み思案というか、積極的に前向きにチャレンジしていくイメージっていうのはなかったんです。

ただ、幼少期まで振り返ってみると、海外によく行っていたことをきっかけに様々な価値観に触れ、「田舎の狭い世界から抜け出したい」「新しい世界にどんどん出ていきたい」「自分の人生は自分で決めたい」というようなポジティブな考えで行動してきている自分に気づけました。

「できそうな仕事」を探そうと思っていたところだったんですが、「もっとチャレンジしたい」「視野を広げるためにスキルをつけたい」と覚悟をもつきっかけになった自己分析でした。

元々、今までやってきた旅行業界にいたいというか、旅行業界じゃないとダメなんじゃないかと思っていたんです。

会社さえ変えれば、今の違和感は変わるんじゃないかとも感じていて、今の会社から別の旅行会社に行けば成長できるのではないかと。

自己分析をしたことによって、ただ会社を変えれば良いのではなく、常に新しいチャレンジができるというか、自分に負荷がかかることが大切だと気づけました。

花本さんとお会いする前に他のエージェントさんにお世話になって、旅行業界の会社に内定をもらっていたんですけど、なんとなく違和感を感じていた理由がわかった感じですね。

徹底的な自己理解と仕事の棚卸しによって「自分らしさ」を発見

花本：前に内定が出ていた時の転職活動と、今回の転職活動は何が違いましたか？

Oさん：以前は、初回に電話で30分ほど話をしただけで、その後求人をたくさん送っていただいただけだったんですね。

毎日大量に求人が来る感じで。

たくさんの求職者の中のひとりという感じがして、とりあえず送っておけば良いというような印象で、私には響きませんでした。

一方で花本さんは、本当に親身に付き合っていただいて、自己分析を深堀りしていただいたので、「自分が誰なのか」「自分が何をしていきたいのか」を明確にすることができました。

その結果、どこか自分に自信がなかった私も自信をもてるようになりましたし、ポジティブになれてがんばろうって思えました。

花本さんは、何度も向き合っていただいて、きちんと私のことを考えて提案していただいているのがわかりました。

おそらく内定まで20回くらい面談をしていただきましたよね？（笑）

花本：そうでした（笑）他に印象的だったことはありますか？

Oさん：仕事の棚卸しを徹底的にしていただいたことですね。

元々、恥ずかしながら自分には仕事上での強みがないと思っていたんです。

でも、花本さんが本当に何度も深堀りしていただいたおかげで、実は「自分ならでは」の工夫があったことに気づけたことが印象的でした。

今までは、ただ仕事をこなしていただけの自分だと思っていたんですが、自分の強みに気づけて面接で自信をもって話せるようになりました。

それだけではなく、今までの身につけてきた強みをもっと伸ばしていきたいと前向きになれたことも大きかったです。

花本：Oさんの今後の人生の方向性や強みに応じて求人をご紹介しましたが、進捗はいかがでしたか？

Oさん：面接練習を本当にたくさんやっていただいて、「こんなに何回も付き合ってくれるの？」と思いました（笑）

私以外にもご担当している方がいらっしゃったのに、花本さんはいつ寝てるんだろうと（笑）

ここまで親身に回数を重ねていただいて、しかも面接内容を細かく対策していただいたので、安心して本番に臨めました。

花本：その中でも、やっておいて良かったなと感じたことは何かありましたか？

Oさん：1番は、今までの仕事の振り返りですね。

どんな課題があって、それに対してどう取り組んだのかを細かく振り返ることができたことが印象的でした。

今までこんなに振り返ったことはなかったですし、整理ができていない状況だったんですけど、花本さんに細かく引き出していただいたり整理していただいたりして。

転職面接では、仕事内容を細かく聞かれたんですけど、練習を何回もしてきたので、自信をもって答えることができました。

また、自己分析で自分のことを徹底的に見つめていたことも本当に役にたったと思っています。

「なんでそう思ったの？」等の深堀り質問に対して、「自分のことだから」と自信をもって答えられるようになったことは大きかったと思います。

厳しさがあったからこそ得たこと

花本：逆に、嫌だったことってなかったですか？正直に言ってくださいね（笑）

Oさん：花本さんの面接練習は厳しかったです（笑）

そこまでやるっていうくらい細かく指摘していただきました。

「どうやったらうまくなるんだろう」って思いながら、1人の時間にも自分と向き合う習慣ができました。

厳しくて萎えそうになっていたんですけど、厳しい中にも愛があることは理解していたので、なんとか頑張っていました。

入社を決めた企業の最終面接の結果を、新宿駅のホームで花本さんから電話で聞いたのを今でも鮮明に覚えていて。心が折れそうになりながらも本気でがんばって良かったなと。

一緒に喜んでいただいて、厳しい花本さんについていって良かったと思いました（笑）

ここまで親身になっていただけるエージェントさんは多くないと思っていて、ご自身の仕事へのこだわりとか熱意を感じまして、一緒に転職活動ができて良かったと感じています。

花本：泣きそう（笑）

Oさん：周りに転職を考えている方がいたら、ご紹介したいと思っています。

花本：ありがとうございます（泣）実際に転職してみてどうですか？

Oさん：元々旅行業界しか考えていなかったんですけど、成長するために今の会社を選んで、毎日大変ですがすごく充実しています。

日々成長痛ですが、できることが増えていっていることに充実感を覚えていて、これからもがんばっていきたいと思っています。

逃げずに向き合ったOさんだから勝ち取った機会

志望企業への転職を決めたOさんからの有り難い言葉をいただき、仕事冥利につきる思いです。

我々はあくまでも支援・伴走をする立ち位置であり、あくまでも求職者の方それぞれがどれだけ熱量をもって取り組めるかがポイントです。

辛いことがあっても逃げずに向き合ったOさんだからこその転職であり、この転職が成功だったと胸を張って言えるようになるまで、今後も陰ながら応援・サポートしていきたいと思っています。